ここに居るということ

先日、東京の実家に帰省した。

母と会うための帰省なので、期間中はいつも一緒に行動するのだが、今回は家族と別行動して半日だけ自由な時間を作った。

20150818-01

向かったのは渋谷。

東京最後の勤務先が渋谷だったので、長く過ごしただけあって思い出深い街。
楽しいことも辛いこともいろいろごちゃまぜになった街。

掛川に越してきて6年目。
実は引っ越しが決まったのが急で、仕事をしながらの引っ越しの準備で、当時はすごくバタバタしていたことを思い出した。
そう、きちんと考える暇もなく越してしまったことにも気付いた。
そうか、もう6年も経ったんだ、と。

悲しいとか嬉しいとか考えられないまま。
そういう感情で感傷的になりたくなかったので、わざと気づかない振りをしていたこと。

「そう、わたしは大丈夫。」と。

そしてこのタイミングに東京を離れることには、何かの意味があるのではと思っていた。
だからこれも何かの縁だと思い、これをチャンスにできればとずっと考えていた。

東京よりはスロウライフだけれど、子供はいないし、知り合いもいないので、時間があっても繋がりが見つけられない。
小さなπの中で最初の点を見つけることにとても時間がかかったけれど、見つけた点が線になりやすいことに驚きながら、コツコツと繋いでいくことを行ってきた。

東京では持ちマンションだったので、マイホームを建てるなんて夢のまた夢。妄想はしたけれど具体的に考えたこともなかった。
でもそれが現実になるときに、6年間のわたしの3つの活動を見直し、軸を調整する機会が生まれた。

そしてなんとなく基盤ができて動き始めたときに、ふと、後ろを振り向く余裕ができたんだと思う。
6年もかかったけれど。

20150818-02

そんなことを、いつも使っていた駅にある岡本太郎の絵を目の前に、過ぎ行く人の流れをバックグラウンドに、ぼうっと考えていた。

久しぶりに連絡したのに、「おう、元気?」「どうしたー?」と、いつもと変わらない感じ。
みんないつもと同じ。笑っちゃうくらい。

ここにもまだ大切なものがたくさんあることに気づかせてくれたことに感謝。
違う形になってしまったけれど、これからもずっと大切にしていけたらと思っている。

 

さて、創ろうか。